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社会医学研究会

医療において、「医師会」と「医療制度」は大きな位置を占めています。必要不可欠なものでもありますが、わが国ならではの特徴や問題点も抱えており、このためにある意味“医原病”ともいうべき健康被害も生じるようになります。今回は、医師会の功罪、医療制度の功罪についてを取り上げ、社会医学の視点からじっくりと追究していきたいと思います。

■「医師会」の功罪とその対策を中心に
【講師】赤坂溜池クリニック院長　降矢英成
このコロナ禍において、日本医師会長の動向が波紋を呼んだのは記憶に新しいところですが、私も所属しているこの「医師会」は、日本の医療に対して大きな影響を及ぼしています。「医師会」と「医学会」の意義や違いなどを、その構造から検討してみたいと思います。

■「医療制度」の功罪とその対策を中心に
【講師】朝霧高原診療所院長　山本竜隆
地方で開業をしていますが、コロナ禍が生じて以来、さまざまな日本の医療への不満や憤りを、特にSNSで感じ取っています。医療制度や医師会、マスメディアの医療評価、事業仕分けなどについて、その経緯や実例を通して、多角的な視点で述べさせていただきます。

■ダイアローグ
山本竜隆　×　本宮輝薫
進行：降矢英成（赤坂溜池クリニック院長）
お二人のお話しを踏まえて、さらにダイアローグでホリスティックにこの問題を検討していきます。