今回は、身体の治療のみでなく心・霊性の癒しが重要であることに氣づき、形を持たない魂・スピリットを包括するホリスティックの概念や形而上学を追究されている野宮琢磨医師をお招きしました。じっくりとそのホリスティックな医療観をおうかがいして学ぶ「ホリスティック医学徒」必聴の講座です！

◆野宮琢磨　医師
東北大学医学部卒、同大学院修了。日本がん治療認定医機構認定医、日本統合医療学会認定医、日本ホリスティック医学協会認定療法士、等。
放射線治療や抗がん剤治療を中心にがん治療に従事。診療において身体の治療のみでなく心・霊性の癒しが重要であることに氣づきホリスティック医学や統合医療の分野も研鑽。形を持たない魂・スピリットを包括するホリスティックの概念や形而上学の普及が現在の目標。

◆これまで“物質的・化学的”治療が発展を遂げる一方で“非物質的・因習的”治療は西洋医学に比べ発展がやや遅れていたが、民間的な施術から非物質的な療法まで医学的エビデンスが近年増加している。
例として“瞑想”という純粋な精神活動も科学的に評価しにくい領域であったが、近年研究が増加しておりセロトニン／オキシトシン／エンドルフィンといった脳内物質の増加だけに留まらず「精神が肉体へ変容をもたらす」ことが立証されている。前半では「形の無いもの」による科学的エビデンスを中心に紹介する。
一方、“身体・心（魂）・スピリット”の概念が本学会の基盤として認知されているが、数千年前から伝わる形而上学（Metaphysics）において既に体系化されおりその内容が近年明らかにされた。
“スピリット（霊性）”は存在するかどうか、そして人間の真の姿を知ることが“生きること／死ぬこと”にどう影響を及ぼすか、後半でこれらを形而上学的視点から概説する。

◆ダイアローグ　野宮琢磨　×　降矢英成（関東フォーラム委員長）

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