動画ライブラリー（holikyoアーカイブ）

社会医学研究会

医療において、「薬」は大きな位置を占めています。必要不可欠なものでもありますが、わが国ではかなり薬の使用量が多くなっているのも事実であり、その活用の仕方によっては“薬原病”や“薬依存症”などの健康被害も生じるようになります。
今回は、薬の功罪、製薬業界の功罪についてを取り上げ、社会医学の視点からじっくりと追究していきたいと思います。

■クスリと製薬産業の功罪を問う
【講師】林 真一郎　（株）グリーンフラスコ代表
薬物療法は現代医療の中心ですが、「クスリの専門家」たる薬剤師は社会的な役割を十分に果たしているのでしょうか？　
また、「ビッグファーマ」（世界的巨大製薬資本）の強引な研究＆開発戦略は、しばしばルールを逸脱して批判を招いています。
今回の講座では、ヒトの健康と社会の健康を目指すうえでクスリと製薬産業の功罪を敢えて問いたいと思います。

■薬原病の構造的問題点を紐解く
【講師】本宮輝薫　心身一体療法研究所主宰
薬については、副作用が少なくない。それを大量に販売・・･など、様々な疑問があります。
今回は、このような否定面が、どこから発生するのか…？　その構造的な問題を、経済構造、歴史構造、認識論的な構造から分析してみたいと思います。