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コロナ時代をホリスティックに生き抜くための智慧(11/14シンポジウム)

2021/10/26
お知らせ

 2020年1月に、日本で初めて新型コロナウイルスの患者さんが確認されてから、すでに2年近くの月日が経ちました。その間、流行の波はすでに第5波を数え、医療現場はもとより、経済活動や私たちの日常生活にも大きな影響を与えることとなり、その結果、自殺者やDV、虐待の増加という看過できない現実を経験することにもなりました。
ワクチン接種が進む中、感染終息への期待も高まっていますが、一方で新たな変異株の蔓延も心配されており、まだ予断を許さない状況が続いています。
これからますます心や身体のケアや生活習慣への取り組み、さらにはスピリチュアルな視点をも含めた全体的・包括的・俯瞰的な考え方が重要になってくると思われます。
そこで今年は「コロナ時代をホリスティックに生き抜くための智慧~心・身体・いのちへのアプローチを考える」というテーマのシンポジウムを企画しました。
実行委員長:黒丸尊治(医師/日本ホリスティック医学協会会長)

プログラムの紹介

  まずはじめに、当協会名誉会長の帯津良一先生にお話をしていただきます。機械論を中心とした西洋医学的視点だけでは、新型コロナウイルスへの対応や予防には限界があります。だからこそ心身の治癒力やいのちに対する癒しをも視野に入れたホリスティック医学の視点が必要になるという力強いお話が聴けるのではと今から楽しみです。
  次の演者は、看護師・僧侶・スピリチュアルケア師の玉置妙憂さんです。玉置さんは多数の著作を世に出されていて、ラジオ番組や女性雑誌でも人気の高い方です。
ホリスティック医学では、スピリチュアルケアは重要なテーマのひとつであり、また死期が迫ったときだけではなく、実は日常生活の中でもスピリチュアルケアは必要だと考えています。そんな視点から、玉置さんの豊富な経験に基づいたお話が聴けると思います。

最後は、朴澤孝治先生が「今なぜ、代替療法が注目されるのか」というテーマで登壇します。
朴澤先生は、耳鼻咽喉科の医師として西洋医学的治療をする傍ら、様々な代替医療にも精通している統合医療のエキスパートです。コロナ時代だからこそ重要性が増しているセルフケアや代替療法の有用性をわかりやすく解説していただきます。

今回のシンポジウムでは、現在はもちろんのこと、ポストコロナにも通じる大切なメッセージの発信ができると思っています。
皆様の積極的な参加を心よりお待ちしております。

 

ホリスティック医学シンポジウム2021
「コロナ時代をホリスティックに生き抜くための智慧~心・身体・いのちへのアプローチを考える」
2021年11月14日(日)13:00開演/Zoomウェビナー配信(後日視聴も可)
▼詳細・お申し込みはこちらから
https://www.holistic-medicine.or.jp/2021/