＜第129回ホリスティックフォーラム 福岡＞

身体革命　～自分の身体は自分で治す
整形外科現場より 新たな医療の提唱

身体の不調に対してすぐに薬に頼ったり、病院に行きさえすれば治ると思い込み、身体からの様々なサインに無頓着になっているのが現代人の特徴かもしれません。
実は「身体」には３８億年の生命の進化のすべての叡智が刻み込まれており、身体に訊けばすべて答えが返ってくるのです。「体」は物質としての容れ物を指しますが、「身」は見えない世界（エネルギー）をも含んだ人全体を示しています。「身体」には魂・心を含めたすべてが宿っています。だからこそ、目に見える「身体」からアプローチすることが最も早く解決できる方法であり、誰でもが体感・実感できることなのです。
「自分の身体は自分で治す」。この至極当然とも言える概念を、今まさに思い出すときがきました。
「身体はすべてを知っている」天城流医学（天城流湯治法）と武学を取り入れた、整形外科医の講演と実際の体感ワークは、頭ではなくダイレクトに身体で感じとれる貴重な時間となり、一人ひとりにとっての『身体革命』となるでしょう。

【講師】平野　薫　　　ひらの整形外科クリニック院長
昭和62年九州大学医学部卒。平成5年同臨床大学院卒。製鉄記念八幡病院で整形外科主任医長、リハビリテーション科部長を兼任。股関節、脊椎専門医として手術経験多数ながら現在の薬や対症療法中心の医療に疑問を感じ、独自に統合医療を学ぶ。既存の概念に縛られない、自然治癒力を高めるための真の医療を探求すべく平成22年「ひらの整形外科クリニック」を北九州市小倉北区に開院。エネルギー医療、ヒーリング、霊的な世界にも関心を持ち研鑽を積む。平成28年に天城流湯治法に出会い、これまでの常識を覆される衝撃を受ける。「自分の身体は自分で治す」のコンセプトこそ長年求めていた医療であると確信し、同年4月に天城流指導者育成講座を受講。現在、天城流湯治法を中心にあらゆる心身の不調、病の診療にあたっている。整形外科の枠にとらわれず、食・咀嚼・ミネラルの指導、水素吸入や温熱療法、足からのアプローチ、心の指導、武学医術など、1人ひとりの身体と心と魂に向き合う統合医療を実践している。