コラム記事・研究会レポート
「魂の医療 いのちの本質~時代が魂を語り始めた」シンポジウム2018 報告
2018/11/09
シンポジウム
2018年11月4日東京で「魂の医療 いのちの本質~時代が魂を語り始めた」と題し、シンポジウムを開催しました。全国から300名以上の方にご参加いただき、おかげさまで今年も盛況に終了することができました。
大ホリスティックを掲げて2年半。「医療とは心を込めて寄り添うことである」と明言する、帯津良一先生(帯津三敬病院)。攻めの養生、貝原益軒の養生訓、粋な生き方、アインシュタインの言葉を、軽快な語り口調でユーモアを交えながら紹介されました。(著書のサイン会も相変わらず大人気でした!)
■長堀優先生(育生会横浜病院)のお話は、量子論と東洋哲学、東洋と西洋の統合、患者さんのエピソード、情動とスピリチュアリティ、医療の真の目的など、話題は多岐にわたり、人間の本質的な生き方を示唆してくれました。
■大門正幸先生(中部大学)は、退行催眠で過去世が想起される現象が生じるメカニズムを研究されている立場から、様々な事例を紹介されました。「生まれてきてくれてありがとう」の音楽と映像は圧巻で、会場があたたかく幸せな雰囲気に包まれました。
■萩原 優先生(イーハトーヴクリニック)は、がん患者さんの心のケアをきっかけに催眠療法を極めていかれたドクターです。講演では、意識のしくみから魂(本質の私)の存在をひも解き、「源泉にゆだねて生きる」という大きな視点を与えてくださいました。
■木村まさ子さん(言霊研究家)の講演では、自身の体験から得た気づきとして「自分を慈しみ、褒めること」の大切さが語られました。自分に褒めることばをたくさんかけてあげると自然と心が穏やかになり自分を愛せるようになる。その言霊が大きな生きる力になると言います。
会場は終始穏やかなムードで、アンケートにも有難いご感想がたくさん寄せられております。
(アンケートより抜粋)
・医療の枠を飛び越えたお話とても心に響きました。
・生きるのが楽になってくるお話でした。
・がん末期の患者さんと関わる機会がとても多いため勉強になりました。
・この領域において本質的な議論がなされてくることが、とても重要だと思います。
・このよう医療が展開されていく時代になる事を心から望みます。
・到底自分だけでは知り得ない情報が盛りだくさんで、とても勉強になりましたありがとうございました。
・一人ひとりの先生方のお話しはとても良かったです。
・こういう意識が西洋医学の世界に広まって、日々一般の方の生活にも身近になっていけるといいなと思いました。どのように広げていけるかが大きな課題になると思います。期待しています。
・従来の医療に留まらないシンポジウムでとても良い試みだと思いました。
全国からご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
来年(2019年)のシンポジウムは、11月10日(日)に開催する予定です。皆様どうぞご期待ください!
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