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東京（2019年4月14日）医療大麻の臨床効果を探る～映画「WEED THE PEOPLE～大麻が救ういのちの物語」から

2018/12/14
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【第１部】映画『WEED THE PEOPLE』上映

【第２部】トークセッション

＊講演　『WEED THE PEOPLE』の意義　
　正高佑志（医師、Green Zone Japan理事）

＊パネルディスカッション　「医療大麻を巡る状況」

　林　真一郎（薬剤師、東邦大学薬学部客員講師）

　正高佑志（医師、Green Zone Japan理事）

＜第1部上映作品『WEED THE PEOPLE』について＞

カンナビス（大麻草）は世界で最も広く使用されている薬物であり、近年まで世界的に法規制の対象でした。しかし、科学の進歩によりその有用性が「再発見」されて以降、世界中で大麻の医療利用は解禁されつつあり、研究や使用が盛んに行われています。

二人に一人ががんになる今日、大麻のがんに対する効果には注目が集まっています。これまでに行われた臨床試験で、抗がん剤の使用に伴う副作用や、食欲不振などの症状を大麻草が緩和することが示されていますが、大麻のがんに対する効用はそれだけに留まりません。大麻草に含まれる HC や CBD には、試験管内でがん細胞をアポトーシス（細胞死）に誘導する作用があることが報告されており、これまでにもカンナビスによって腫瘍が縮小したという多くの症例報告が寄せられています。

WEED THE PEOPLE は、医療大麻を用いてがんと向き合う子ども達の姿を描いたドキュメンタリー映画です。本作には、幼くして脳、腎臓、骨や筋肉の悪性腫瘍を患う５人の子どもたちが登場し

ます。現在の標準治療では治癒が困難な状況で、家族が希望を託したのは禁じられた雑草(Weed）でした。

患者と家族、それをサポートする医療従事者達の視点を通じて、私達は医療大麻を巡る最前線の光景、そして医療産業の姿を目の当たりにすることになります。今日のカンナビノイド医療をリードする面々のインタビューにより、事前知識のない方にも最適な内容となっています。