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名古屋(2019年 1月13日)がんのホリスティックアプローチ会2019 Part1
2018/12/05
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~医療従事者限定講座~
※本講座・ディスカッションは医療従事者向けです。
今回の医療従事者とはコ・メディカル、セラピスト等を含みます。
緩和医療に取り組む澤田憲朗ドクターと、瞑想・スピリチュアルケアの分野に造詣が深い大下大圓先生に登壇いただきます。
後半は参加型のグループディスカッションを行います。
■第1部 「ホリステックスケアとスピリチュアルケア・臨床瞑想法について」
講師:大下 大圓(飛騨千光寺住職/名古屋大学医学部非常勤講師)
40数年の自身の瞑想実践から臨床に活用できる瞑想研究をして、「臨床瞑想法」を開発し、現在さま
ざまなところで普及啓発活動を実践しています。
①「ゆるめる瞑想」緩和・集中瞑想法;心身の緩和を目的とする
②「みつめる瞑想」観察・洞察瞑想法;自己や自己以外に起こっていることの観察・洞察を目的とする
③「たかめる瞑想」促進・生成瞑想法;心身機能の意図的向上を目的とする
④「ゆだねる瞑想」融合・統合瞑想法;超越的意識への融合を目的とする
これまでの臨床研究で「その時々の気分への影響、およびその後のストレス対処、健康保持能力への影響がる」ことを明らかしてきました。当日はホリステックヘルスと瞑想・スピリチュアルケアの関係性について紹介したいと思います。
■第2部 「緩和ケアが目指しているものとは」
近年緩和ケアという言葉を目にすることが多くなりました。果たしてこの言葉はどのように広まり、どのように理解されているのでしょうか?緩和ケアと聞くと以前はがん終末期やホスピスを指すように考えられることが多かったようですが、現在は早期からの緩和ケア、がんと言われ時から緩和ケアといわれるように考え方が変わってきています。緩和ケアは何をもたらし、何を目指しているのかについて、一緩和ケア医としてお話ししたいと思います。
講師:澤田 憲朗
公立陶生病院
医局緩和ケア内科主任部長 他兼務
NPO法人日本ホリスティック医学協会 中部支部
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