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(東京)2014年11月9日ホリスティック医学シンポジウム2014「終末期に寄り添う ホリスティックケア~ふれあうこころ、支えあうかたち」
おかげさまで、盛況のうちに終了いたしました。
ご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました。
<プログラム>
11:00~12:00 講演 「本望な逝きかた」
健康とはダイナミズムとダンディズムの統合。内に 躍動して止まない生命場を抱き、外に対しては粋に生きてこそ、初めてわれらが生涯。それを最後まで サポートするのが医療。まずは互いの生きるかなしみに思いを馳せ、これを敬い合うことである。 じつに簡単なことなのである。
帯津 良一
帯津三敬病院名誉院長。
東京大学医学部卒。医学博士。帯津三敬塾クリニック主宰。日本ホリスティック医学協会会長。西洋医学に中国医学、気功、代替療法などを取り入れ人間をまるごととらえるホリスティック医療を実践している。著書『死を思い、よりよく生きる』(廣済堂出版)『ホリスティック医学入門』(角川書店)、『代替療法はなぜ効くのか』(春秋社)『本望な逝きかた』(徳間書店)他多数。
13:00~14:20 講演 「ICF生きることの全体と看取り」
生活機能はWHOが国際障害分類(ICIDH)と称して いたものを、2001 年に国際生活機能分類(ICF)に 改めた重要な概念です。 生活機能とは何でしょう? 生活機能は 『生きることの全体』 です。身体だけで はなく、生活全般を含んだ大きな領域に関与する 『生活機能=生きることの全体』 を学びましょう。
川島 孝一郎
仙台往診クリニック院長。
北里大学医学部卒業、東北大学大学院医学研究科修了。医学博士。東北大学医学部 臨床教授。 東北大学サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター研究教授。日本在宅医学会 理事。日本プライマリ・ケア連合学会 代議員。仙台市及び周辺市町村を対象に、在宅医療を行っている。「終末期医療に関する調査な等検討会」委員他、厚生労働省の多くの委員を務める。
14:40~15:00 発表 「ホリスティック緩和ケアの実際」
当院緩和ケア病棟では、患者さんに医学の常識を押しつけるのではなく、患者目線に立ち、必要に応じて代替療法も取り入れながら、あくまでも患者さんの思いに寄り添った緩和医療を実践しています。当日はその実際についてお話をさせて頂きます。
黒丸 尊治
彦根市立病院緩和ケア科部長。
信州大学医学部卒。2002年11月より彦根市立病院緩和ケア科部長となり現在に至る。患者さんの思いに寄り添った「希望」が持てる緩和医療をモットーに日々の臨床に取り組んでいる。日本死の臨床研究会世話人、日本サイコオンコロジー学会代議員、日本ホリスティック医学協会関西支部長。著書『緩和医療と心の治癒力』(築地書館)『「心の治癒力」をスイッチON!』(BAB JAPAN)など。
15:00~15:20 発表 「医師として、家族として~看取る側の視点」
医師として長年、病院内で多くの人たちを看取る側に立ってきましたが、癌の夫を自宅で看取るという経験をして、医師・家族両方の視点を持つことになりました。その両方の想いをお話しできたらと思います。
山本 百合子
医療法人山本記念会理事長。
北里大学薬学部卒。聖マリアンナ医科大学医学部卒、医学博士、皮膚科専門医。聖マリアンナ医科大学病院皮膚科医長を経て、1991年より医療法人社団山本記念会 山本記念病院 理事長。日本ホリスティック医学協会理事。日本アントロポゾフィー医学のための医師会メンバー。
15:20~15:40 発表 「終末期に寄り添う ホスピス看護師の立場から」
“ふれあうこころ、支えあうかたち”の視点で、自身のホスピスでの経験を見つめた時、熟考熟慮したケアの重要性と同時に、そこに居合わせた者同士の共に癒されるような体験が思いおこされます。それらについて考察してみたいと思います。
二見 典子
ピースハウス病院副院長・看護部長。
大学卒業後、看護師として一般病院を4年間・訪問看護を8年間経験後、平成8年よりピースハウス病院勤務。日本では珍しい独立型のホスピスの看護管理者としてホスピスケアの実践、スタッフ育成、医療従事者教育支援を行ってきた。訪問看護の経験が自身のホスピスケアの基盤となっている。
15:40~16:50 パネルディスカッション
パネリスト:川島孝一郎、黒丸尊治、山本百合子、二見典子 (進行役:岸原千雅子/当協会事務局)
【総合司会】 久保田 泉 (生活習慣病予防指導士)
<受付終了>
協会会員 3,000円 / 一般 4,000円 / ペア券(2名1組)7,000円
【自由席】 ※後援団体の会員様も会員価格となります。
全電通労働会館 東京都千代田区神田駿河台3-6 TEL. 03-3219-2211 map
・JR「御茶ノ水」駅(聖橋口徒歩4分) ・千代田線「新御茶ノ水」駅(B3出口 徒歩2分)
主催:NPO法人 日本ホリスティック医学協会 本部
後援 :一般社団法人日本統合医療学会 / 公益社団法人日本アロマ環境協会
NPO法人 日本メディカルハーブ協会
協賛 :フタカミエネルギー研究所(有)富多神 / ナチュラルパワーズ
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